エクシブ鳥羽には「本館」「アネックス」「別邸」の3つの宿泊棟があり、それぞれ設計コンセプト・客室・景観・設備に明確な違いがあります。
アネックスは高層からの絶景が魅力、
本館はクラシカルな安心感と温泉、
別邸は和の美と静けさを楽しむ空間です。
この記事では、それぞれの違いを詳細に比較し、あなたにぴったりの滞在先を見つけるお手伝いをします。
エクシブ鳥羽・アネックス・別邸とは?それぞれの概要を紹介
まずは一目で各施設の違いが分かるように表で違いをご紹介します。
項目 | 本館 | アネックス | 別邸 |
---|---|---|---|
開業年 | 1987年 | 1991年 | 2016年 |
建物構造 | 地上8階・コテージ8棟 | 地上17階建て | 和風中心の設計 |
客室タイプ | 和洋室中心、オーシャンビュー | 洋風インテリア、眺望重視 | 和室中心、庭と一体感 |
景観 | 波打ち際の海景色 | 高層階から鳥羽湾を一望 | 日本庭園との調和 |
温泉・スパ | 天然温泉「天海の湯」、スパ有 | 温泉なし(本館利用) | 露天風呂(天海の湯) |
レストラン | 和食・フレンチ、 | 和食「海幸」、イタリアン | 会席料理中心、朝食は浮殿 |
特徴 | 初心者・家族向け、温泉が便利 | 絶景、スタイリッシュな滞在 | 和の静寂、大人向け空間 |
利用層の傾向 | 家族旅行・初エクシブ向け | カップル・女子旅 | 記念日・落ち着いた旅 |
価格帯 | 比較的リーズナブル | 中価格帯 | 高価格・高級志向向け |
エクシブ鳥羽とは
エクシブ鳥羽本館は1987年に開業した、エクシブシリーズ第1号の記念すべき施設です。
帆船をモチーフにしたデザインが特徴で、クラシカルで落ち着いた雰囲気が漂います。全214室すべてがオーシャンビューで、波打ち際に位置するため、海との距離が近く、特に朝日や夕陽の美しさは格別です。
天然温泉「天海の湯」や「スパ&エステ テルメゾン」など、リラクゼーション施設も充実しており、家族連れや初めての利用者におすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
施設名 | エクシブ鳥羽 本館 |
住所 | 〒517‑0021三重県鳥羽市安楽島町字ニヱ212‑1 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
最寄り駅 | 近鉄・JR「鳥羽駅」 |
駅からの送迎バス | あり(予約不要・無料)鳥羽駅から定期シャトルバス運行 |
エクシブ鳥羽アネックスとは
アネックスは1991年に開業した17階建ての高層ホテルで、エクシブシリーズ初のアネックス施設です。
最大の魅力は、鳥羽湾を一望できる高層階からの絶景です。
客室はスタイリッシュな洋風で、窓は開閉不可ながら開放感のある設計です。レストラン「海幸」やイタリアンがあり、食事の評価も高く、カップルや夫婦での滞在にぴったりです。
項目 | 内容 |
---|---|
施設名 | エクシブ鳥羽 アネックス |
住所 | 〒517‑0021三重県鳥羽市安楽島町字ニ地169‑2 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
最寄り駅 | 近鉄・JR「鳥羽駅」 |
駅からの送迎バス | あり(予約不要・無料)鳥羽駅から定期シャトルバス運行、本館経由でアクセス可能 |
エクシブ鳥羽別邸とは
2016年に開業した別邸は「庭屋一如」をコンセプトに、日本庭園と建築が調和した和風リゾートです。
伝統的な和室にモダンな要素を取り入れた高級空間で、静けさと上質さを求める方に人気です。
天然温泉はありませんが、心癒される庭園と「浮殿」での朝食が特徴で、大人の隠れ家のような雰囲気が魅力です。
項目 | 内容 |
---|---|
施設名 | エクシブ鳥羽 別邸 |
住所 | 〒517‑0021三重県鳥羽市安楽島町字ニエ212‑8 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
最寄り駅 | 近鉄・JR「鳥羽駅」 |
駅からの送迎バス | あり(予約不要・無料)本館で下車後、専用車または徒歩でアクセス可能(敷地内) |
部屋の違いを比較!スイートやスタンダードも解説
本館は広々とした和洋室が中心で、リニューアルされたラージタイプはエクシブ湯河原離宮のCBタイプを彷彿とさせるモダンな造りです。景観のばらつきは少なく、どの部屋でも海が見えるのが魅力です。
アネックスの部屋は高層階中心で、眺望を重視した洋風インテリア。窓は開閉できませんが、騒音が少なく快適です。スタンダードからラージ、スイートまで多様な選択肢があります。
別邸の客室はすべて和風で、スイートタイプでは坪庭や専用の小さな縁側空間があり、和の情緒を大切にしています。スタンダードでも静かで落ち着いた雰囲気で、室内装飾も非常に上品です。
料金の違いとコスパの良さをチェック
料金面では、本館がもっとも手ごろで、次いでアネックス、別邸が最も高価格帯です。
アネックスは高層階の眺望や充実した食事施設を考えると、料金以上の価値を感じられるケースも多く、特に平日やオフシーズンならコスパは高めです。
別邸は全体的に高級志向で、1泊の単価も高めですが、静寂な環境や和の設え、非日常感を考慮すると納得の価格設定です。特に記念日や特別な旅行には選ぶ価値があります。
食事のスタイルや内容の違い
本館ではフレンチや和食、朝食には「浮殿」での和定食を提供しており、選択肢が豊富です。
アネックスは「海幸」での和食やイタリアンがメイン。特に海幸の鮮魚を使った料理は定評があり、活きの良さと繊細な味付けが魅力です。
別邸では会席料理を中心に、季節の食材を取り入れた和食が楽しめます。朝食も浮殿で静かに提供され、味覚だけでなく空間体験としても評価が高いです。
お風呂・大浴場の設備や違いも重要ポイント
本館には天然温泉「天海の湯」とスパ施設「テルメゾン」があり、直接アクセスできる利便性があります。
アネックスには専用スパはなく、温泉を利用する場合は本館までシャトルバスで移動が必要です。この点は利便性に欠けるものの、部屋での滞在時間を重視する方には問題ありません。
別邸には温泉は設けられていません。その代わり、部屋や庭園での静かな滞在を重視しており、スパ目的ではなく精神的な癒しを求める方向けです。
結局どれを選ぶべき?目的別おすすめプラン
- 家族旅行で温泉も楽しみたい
→【本館】が最適。施設が充実し、価格も手頃。 - カップルで絶景を楽しみたい
→【アネックス】の高層階で非日常体験を。 - 静かに過ごす大人の旅を満喫したい
→【別邸】で和の美と落ち着きを堪能。 - 食事にこだわりたい
→【アネックス】の海幸 or 【別邸】の会席料理。 - 初めてのエクシブ滞在
→施設全体がバランスの良い【本館】からスタートがおすすめ。
滞在の目的や同行者のタイプに応じて、最適な館を選ぶことで、エクシブ鳥羽での体験は一層素晴らしいものになります。
まとめ|目的に合わせて最適な館を選ぼう
エクシブ鳥羽は、「本館」「アネックス」「別邸」という異なる魅力を持つ3つの館が揃った、まさに選ぶ楽しさのあるリゾート施設です。
・海辺のリゾート感と温泉を楽しみたい方には「本館」
・絶景を眺めながらの滞在を求める方には「アネックス」
・静けさと和の趣を大切にしたい方には「別邸」
と、それぞれが異なる魅力を持っています。
どの館を選んでも、エクシブならではの上質なサービスと快適な空間で、特別な時間を過ごせることは間違いありません。この記事が、あなたの旅行スタイルに合った滞在先を選ぶ参考になれば幸いです。
次の休暇は、ぜひエクシブ鳥羽で、心に残るひとときをお過ごしください。